名前を聞いただけで記憶に残るソブソブ公園。開発前の小字から採った公園名だと思われます。
松永美吉『日本地名語彙辞典』には、”前川文夫『日本人と植物』は「鉄バクテリアが繁殖した赤い水、いわゆる金気のにじみ出ている所を古くは渋(シブ)から転じてソブといった」”とありますが、ただのソブではなくソブソブと重ねたことで、なんともいえない味が出ています。
戸建住宅地の中のいちばん奥まったところにあり、周りを住宅に囲まれた敷地内には、やや古めの金属製、いわゆる金気のにじみ出ている遊具が並びます。
ブランコは2連。まぁブランコは、たいてい金気が多いものです。
滑り台は、コンクリート製や樹脂製のものも多いのですが、ここのは100%金気のものです。
デッキの両側にラダーの翼が生えた形は飛行機のようにも見えて、どこからでもデッキに登ることができるので、子供たちにも人気があるタイプです。
でもだからといって、メインのハシゴを狭いところに押し込めすぎです。
重ねて楽しいソブソブ公園でした。
(2021年9月訪問)
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