ちびっこ公園は、明石市東部の50年ほど前に開発された住宅地の中にある小公園です。
コンクリート製の動物遊具で溢れる「明石の動物園」ことNo.978 松が丘公園から200~300メートルほどしか離れていないのですが、こちらにも捨てがたいコンクリート遊具があります。
まず、公園のシンボルとも言えるツイン滑り台。全部で三段に切り分けられた敷地の、上段と中段とを結んでいます。
特別に大きいわけではないのですが、松林の中にカラフルな土管チューブ滑り台ですので、非常に印象に残ります。
チューブになっているため、滑り部に直接雨があたらないことで、今もツルツルとよく滑りそうな表面を保っていました。
あと、滑り台の上下をつなぐ階段は2本のチューブの間に設けられているのですが、これが小学生でもちょっと狭いくらいなことが気になります。
大人が通ろうとすると、確実にズボンが擦れてしまいます。
ちびっこでも、カニ歩きでないと難しいのでは?
滑り台の横手から園内を見渡すと、段切りがされた下の方にブランコやもう一つの滑り台などが見えます。
中段は2連ブランコの安全領域(柵の中)が広い面積を占めています。
何度かペンキが塗り直され、それが剥がれてはまた塗り直され、この住宅地とともに50年くらいを過ごしてきた様子が見て取れます。
こちらの水道も、端正な六角柱型をしていて、むかしのコンクリート造形の技術を見せてきます。
春の歳時記・ミツマタも植えられている明石市のちびっこ公園でした。
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