沖縄県北谷町にある米軍基地を見下ろす3つの公園を訪ねるシリーズの3回目。謝苅公園です。
透水性は低いものの栄養分が豊富で耕作に適しているため、ジャーガル土壌地には古くからの集落が発達していることが多いのですが、「謝苅」という漢字を当てて地名にもなっています。
ところが、漢字を当てると漢字そのものの読みに引っ張られて本来の発音が失われることがあり、ここの公園名は「じゃがる」と読みます。
謝苅公園の開園は2003年でキャンプ桑江の北側地区が返還されたのと同じ年ですので、No.2709、2710ほどの強さは感じないのですが、それでもやっぱり「米軍に奪われた土地」を望むことを考えた公園である気がしてなりません。
そんな謝苅公園ですが、かなり急な崖地を使った敷地となっており、最上段がキャンプ桑江を眺めた駐車場で、階段を降りてくると遊具がある中段の園地、そして最下段が池のある広場という構造になっています。
遊具は高低差のある地形を使って連結された複合遊具、ブランコ、シーソーなどがあります。
池は、修景用とも水遊び用ともつかない半端な感じです。
そして、池のあるところが最下段。ブログ作者の勝手な想像をよそに、晴れた夜には夜景ドライブで賑わっているのであろう謝苅公園でした。
(2021年2月訪問)
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