JR鷹取駅から北側、かつての国鉄鷹取工場だった一帯が大池町。
大池というくらいなので、工場になる以前に大きな池があったのだと思うのですが、工場ができたのが1900年(明治33年)と古く、それ以前の地図を見たことがないので、どれくらい大きな池だったのかはわかりません。
もっとも『新・神戸の町名』(神戸史学会編)には「このあたりに多くあった溜池にちなんだ名で、大正12年12月に設置された」とあるので、大池という名の池はなかったのかも知れません。
さて、そんな大池町にある大池町5丁目東広場は、貨物ターミナル駅の線路沿いにある小公園です。
敷地全体では300平米以上あるのですが、そのうち2/3くらいは一段高い灌木植栽地になっていて、実際に使えるのは円形にくり抜かれた100平米ほどの広場スペースだけです。
鉄道ゆかりの地の公園ということで、広場の中心には蒸気機関車型の遊具が1基。
入口の園名板ではたくさんの客車が連結されていたのですが、やや誇大広告だったようです。
遊具と、背後の貨物ターミナルと、線路デザインの歩道とを1枚に収めようと思ったら、どれもイマイチよくわからない写真になってしまった大池町5丁目東広場でした。
(2020年12月訪問)
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