そのうちの旧・玉城村エリアにあるいくつかの城(グスク)を結ぶ道に「グスクロード」という愛称が付けられており、ちょうどその道の中ほどにあるのがグスクロード公園です。
しかし学校があったにしては集落から少し離れた起伏に富んだ場所だし、まだ玉城村だった2000年頃にはもう公園になっていたはずなので、いつ頃まで中学校だったのかと疑問に思いました。
そこで、玉城中学校のHPで確認してみると、ここに中学校が開校したのは1948年4月、翌年の3月には現在地に移転しているので、発祥の地に存在したのは実に1年未満のことでした。
おそらくは戦後の混乱期に、なんとかして土地を確保して中学校の開校にこぎつけ、その後に村の中心部に適地を得て移転したものかと想像します。
さて、そんなグスクロード公園ですが、多くの来園者のお目当ては大型遊具が立ち並ぶ遊具広場でしょう。
広すぎて一枚の写真にはまったく収まっていません。全部はとても紹介しきれないのですが、こうした大型遊具が人気の公園は、本ブログでなくとも紹介しているサイトがたくさんあると思うので、ここは掻い摘んで。
滑り降りた先には、複合遊具(大)があります。
2階の高さから下りてくる滑り台2基を中心に、小学生くらいが楽しめるサイズの遊具が集まっています。
その横には、大きなロープピラミッドが4つも集まった広場があります。
よくある遊具ですが、この大きさの複合ピラミッドは初め見ました。
そして複合遊具はもう1つ。
こちらは高さも抑え気味で、小学校低学年くらいをターゲットにした遊具構成です。
こちらは、いわゆるターザン遊具が進化したもので、ぶら下がってグルリと回るタイプの遊具です。
色々なところに顔を出してくるので、この遊び場全体が”なんじぃランド”のようになっています。しかし、実はこの公園の本当の中核施設は遊具広場ではなく、こちらの巨大屋根掛け広場なのです。なにしろ、施設名が「コア施設」と言います。
外観は、昔の製糖施設(サーターヤー)を模しているように思います。
コア施設の近くには、まだ新しい「慰霊之碑」が建てられていました。
碑文によれば、町村合併で南城市が誕生したことを受けて、各町村にあった慰霊碑も合併して、ここに新しいものを建てたそうです。
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