2602/1000 長岡市民防災公園(新潟県長岡市)

2020/12/02

新潟県 身近な公園 水遊び場 長岡市

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新潟県長岡市では、2004年(平成16年)の新潟県中越地震の教訓を活かし、旧長岡操車場地区の再開発地区を防災公園と消防本部、合同庁舎などが集まった「長岡防災シビックコア地区」として位置づけて整備しています。
そこにあるのが、長岡市民防災公園です。

いろいろと防災的な機能・役割が隠れてはいますが、普段づかいの上では一面の大きな芝生広場です。

本ブログ的には、あまり芝生広場ばかりだと写真が代わり映えしなくて困るのですが、ざっくりと1ヘクタール弱の広さがあります。

その中で多少、景色に変化を与えてくれるのは、JR線との間の土手と、その麓にあるバスケットコート、水遊び場です。
土手は全体が草芝や花壇に覆われていて、座り込んだり転がったりするのにちょうど良い雰囲気です。

バスケットコートは3 on 3 が2面あります。
公園全体と比べて、コート周りだけ施設が新しいので、最近になって追加されたものなのかも知れません。

水遊び場も広いですね。ちびっ子向けなので、一度に100人くらい遊べそうです。

ただし、私が訪れたのは2020年の新型コロナの影響が大きかった夏なので、おそらく開業しなかったのではないかと思われ、ポンプにはしっかりとカバーが掛けられていました。

雪が多い越後のことですので、屋内遊び場も併設されています。
最近の気候を思えば、真夏のカンカン照りの日の利用にも良いかも知れません。

遊んでいる子供がいたので写真は控えめですが、屋内広場には公園からフラットに出入りできるようになっています。
災害時の避難場所になった時に、資機材などを運び込むのにも適した構造なのかと思います。

市民向けの緑化普及のための施設「花テラス」もあります。
温室があるので、とくに植物に興味のない人でも、寒い時期には有り難い施設かと思います。

花壇は、花テラスの前に集中的に整備されています。

と、ここまでが公園の中心部分なのですが、災害時に役立つ貯水槽や仮設トイレなどの仕掛けは、芝生広場と道路との間に広く取られた舗装広場部分に集められています。

舗装広場と芝生広場との間にあるのが犬用のトイレ。白いポールの周りで小用をさせれば、ちゃんと水が流せるようになっています。
確かに、この広い芝生広場のあちこちで犬が用を足すと人が安心して使えなくなるので、必要な設備なのかなとは思います。

まぁでも、できることなら災害時用の施設は使わないまま老朽化してしまうことを願う長岡市民防災公園でした。

(2020年7月訪問)

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