後ろに見える大型マンションの建設に際して、マンション外構と一体的にデザイン・整備されたものと思われます。
そして、園内には現代アートっぽく装ったコンクリート研ぎ出し遊具が何点か置かれています。
そして、マンションエントランスへの進入路を挟んで、手前側と奥の方とが同じデザインになっており、両方を合わせて一続きの緑の丘が形作られています。
現地ではっきりとした線引きがわかるわけではないのですが、おそらく手前側が公園、奥側はマンションの外構だろうと思います。
「おそらく公園」と思う範囲については、段々の所々が歩けるようになっていますが、マンション外構と思う範囲にはこれがなく、段々の全体が植栽帯になっています。
これらが、奥まったところに隠れているのではなく、ぜんぶ道からよく見えるところに置かれているのも、この公園の特徴です。
街と公園、私有地と公有地などの境界をできるだけ目に見えないようにして、街の中に色々なものが溶け込むようになっていることに好印象を持った向洋町中小公園でした。
（2020年9月訪問）
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