ちびっこ広場は、嘉手納ロータリーから東へ100メートルほど離れた住宅地の中にある小公園です。
街区の中ほどにありますが、北と南の両方で接道しているため、かなり開放感があります。
南側の入口を入ると、蒸気機関車型のトイレがあります。
戦前の沖縄には、県営の軽便鉄道が那覇からいくつかの方向に延びており、嘉手納線の終着駅が嘉手納でした。
遊具は、手前に回転椅子(自転車タイプ)、奥に滑り台があります。
自転車のような、あるいはフィットネスバイクのような回転椅子も、足元はレールになっており、軽便鉄道の記憶を紡いでいるかのようです。
滑り台は、少しだけ背が高くてスパイラル型の滑り部が付いています。
そして、敷地の北端は少し小さめのバスケットコート。
とは言え、ボール飛び出し防止のフェンスもありますし、近所の子供たちが遊ぶ分には十分ではないかと思います。
そして記録の殿に控えるのは、バスケットコートの横にあるパンダの形の水飲み場。
表情は、パンダと言うよりはホーンテッドマンションにいる骸骨に似ています。
水を飲む時は、両手で捧げ持たれた蛇口から飲むのですが、
手を洗う時はお尻から排出されるようになっています。
コンクリート造形物が記憶に残る嘉手納町のちびっこ広場でした。
(2020年9月訪問)
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