鎖国時代、日本と西洋との唯一の接点であったのが、長崎港に築造された人工島・出島。
明治以降は周囲の埋立が進められて陸続きとなりましたが、近年になって復元整備が進められ、出島内の建物復元のほかに「かつて長崎本土と出島とを結ぶ表門橋が架かっていた場所に橋を架ける」という事業が進められました。
色々と制約条件の大きい中で2017年に橋が完成したのですが、これの架かる本土側の河岸が出島表門橋公園となっています。
パッと見た目は、川沿いのプロムナードですが。
江戸時代の海岸線がこの下に埋まっているそうで、
こんな風にむかしの護岸が展示されたりしています。
最近よくある、想定復元図の描かれたアクリル板越しに史跡を眺めるというAR展示も設置されています。
それでも往時の出島を思い起こすことはなかなか難しいのですが、以前よりはわかりやすくなったかも?な出島表門橋公園でした。
(2019年11月訪問)
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