神戸市西部にある住宅地・神陵台の字を見ると「かみのみささぎ」だなんて、どれほど由緒ある地名かと思ってしまいますが、川口陽之『垂水史跡めぐり』(垂水区役所)によれば「昭和42年の造成の際に、第2神明道路を望む台地ということから『神陵台』と決められたもので、故事来歴はありません」と素っ気なく書かれています。
でも神明道路は神戸と明石を結ぶ道路なので「明石はどこへ消えた?」と思わざるを得ない説明のようにも思います。
そんな神陵台の北の方にある神陵台北公園。戸建て住宅地の中に小公園です。
小さく上下2段に分かれており、その間を繋ぐガケ滑り台とガケ登りがシンボル的な遊具だと言えるのですが、それだけに結構な人気で、しばらく待ってみましたが遊ぶ子供が尽きないので、遠目からの写真のみになりました。
またいつか来ることがあればと思う神陵台北公園でした。
(2020年3月訪問)
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