清水南公園は、大阪市北東部の旭区の住宅地にある小公園で、No.2404 清水小公園とは50メートルほどしか離れていない場所にあります。
形状は区画整理地によくあるもので、長方形の整った敷地の真ん中にパーゴラをおいて敷地を二分しています。ただ、その場合、多くは二つに分かれた敷地の片方が広場、片方が遊具コーナになるのですが、ここの場合はどちらにも遊具が置かれています。
開園後の時間の経過とともに、広場よりも色々な遊具が欲しいという声のほうが多くなって追加や更新された結果なのかも知れませんが、なかなか盛り沢山です。
南北に分かれた南側には、幼児向けの低い滑り台、ブランコ、太鼓橋のラダー遊具、古タイヤなどがあります。
間のパーゴラも立派で、フジがよく絡まっていました。花の季節は美しいことでしょう。
一方、パーゴラを挟んで北側には大きな滑り台、石の山遊具、砂場、そしてこの公園で一番目につくウマの遊具があります。
ウマの遊具というのが、これです。
ジャングルジムと言うには少し縦横の鉄パイプが足りないように思いますが、いちおう各パイプに掴まって上ったり下りたりして遊ぶことのできるジャングルジムタイプの遊具です。
でもやっぱり、後ろ足や尻尾の部分などにしがみつくのではなく、青い鞍にしっかりとまたがって乗って欲しいところではあります。
とは言え、ポニーと呼ぶには少し背が高く、小さなお子さんではまたがるのは難しそうです。
一種の線画のようにも見えるわけですが、少ない線で、いきいきとしたウマの様子をとても上手に表現していると思います。
顔のまわりの造形も良いですね。ウマの表情をよく捉えています。
ウマが気になりすぎて、ほかの公園ならもう少し詳しく触れる石の山遊具についてのコメントが思いつきません。
ウマと北向子育地蔵さまに見守られている清水南公園でした。
（2019年10月訪問）
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