地下鉄の関目駅から歩いて数分なのですが、幹線道路からは少し奥に入ったところにあるため、騒がしさはまったくありません。
園内で目立っているのは、まずキリンの滑り台。
近くにあるNo.2401 新森中央公園にもよく似た滑り台がありましたが、よく見ると、構造がまったく異なっています。
すなわち、新森中央公園のキリンが、あらかじめキリンと滑り台が一体のものとして造形された物件であるのに対して、
No.2401 新森中央公園のキリン |
新森南公園のキリンは、滑り台本体とキリンとの間に隙間が空いていることからわかるように、単体として成立する滑り台の両横にキリン柄の装飾品を付けただけのものなのです。
高度な技術を要する試作品から、量産可能な汎用品へと、時代が下がった様子が見て取れます。
新森南公園のキリン |
次に園内で目立っているものと言えば、丸い石の山遊具でしょうか。
太極図 |
真上から撮影できないのでナニイッテルンダカという感じですが、真横2方向からの写真で雰囲気を感じ取っていただければ幸いです。
あと、この石の山遊具については、かつては落書きが横行していたようで、それの対策として「らくがき防止 石山ペイント体験イベント」が実施されて現在のような姿になったことが記されています。
参加した子供たちのアイディアなのでしょうか、クライミング部分のホールドになる石を、亀の頭やコアラの鼻などに見立てているところが秀逸です。
また、目立っているというよりはブログ作者の記憶に残ったのは、この馬蹄形のなんだかよくわからない植栽スペースです。
レイズドベッドと呼ばれる、車椅子などで座ったままでも園芸作業ができる花壇のようにも見えて、「円形のままでは大きすぎて中まで手が届かないから、中央に通路を作って入れるようにした」ようにも考えられるのですが、それにしては一方向からしか出入りできなくては通路の意味がありません。
あるいは、もっと別の用途・意図があってのデザインなのかも知れませんが、さっぱり思いつきませんでした。
そのほかにも、鉄棒(大・小)や幼児向けの複合遊具、もっと小さい子向けの遊具などもあります。
乳幼児向けのブランコの横には、それに応じた遊具があります。
小さい割には施設が盛りだくさんの新森南公園でした。
(2019年10月訪問)
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