柵口(ませぐち)公園は、湯河原市街地の北東端、新崎川を渡って町の中心部に入ってくる付近にある小公園です。
湯河原には中世以来の字・小字が残されていることが多いので、この付近も、かつてはなにかしらが柵で囲まれていて、その出入口があったのだろうと勝手に想像します。
下写真で公園敷地の7割方が写っているのですが、敷地全体が緩い傾斜のついた草地になっています。
こうした場合、切盛造成で二段くらいに分けることが多いので、全体が斜面というのは少し新鮮です。
その敷地の最上部、やっぱり少しだけ傾斜がついているところに、滑り台と揺れる動物遊具ロッキンパッピーがあります。
一方、斜面の下の方に、子供の遊具と混じらないように大人向けの健康器具が置かれています。
これは前後にスイング歩きをする「クロスカントリー」と、腹筋を鍛える「アブドミナル」の複合機。
もう一つは、下半身とくに太ももあたりを鍛える「レッグプレス」と、大胸筋まわりを鍛える「プッシュアップ」の複合機。
湯河原町では、町内の公園にこうした健康器具をいくつも置いて、公園めぐりをしながら体力づくりを進めてもらえるように仕掛けているわけですが、ここは他の公園と比べて筋トレ色が強いように思います。
こうして鍛えているからこそ、巨大なカギで泥棒を撃退することもできると思われる柵口公園でした。
(2019年10月訪問)
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