敷地全体が草敷きの広場状になっており、外周部に遊具、トイレ、健康器具などを配置する形になっています。
敷地の西側に集められている遊具はすべり台、2連ブランコ、太鼓橋のラダー遊具など。
湯河原市街地の公園の中でも、やや古いものが多いように見受けられます。
「遊びに来た子供たちが滑り台に直行できるように」というわけでもないのでしょうが、外周部の灌木植栽が滑り台の横だけ開いているのが面白いところです。
そして、敷地の南端の方には、大人向けの健康器具が3点置かれています。
No.2354 広崎公園 でも触れたように、湯河原町では公園を使った健康づくりについて政策的に取り組んでおり、本格的な屋外用トレーニングマシンを数多く設置していることが特徴です。
ただ、こうした健康器具は年齢制限を守らずに子供だけで使うと危険なこともあるため、このようにハッキリとしたフェンスで、子供たちの遊び場とは区切る形で設置されています。
また、湯河原町で採用されている器具は、1つの器具で2つの運動ができるタイプのものが多く、少しずつ目先を変えながら、楽しい気分で色々な運動ができるようになっています。
これは、腰のツイスト運動と、肩回し運動ができる器具。
これは大胸筋などを鍛えるプッシュアップと、腹筋を鍛えるアブドミナルの複合で、おもに上半身を鍛える器具。
これはステップ運動（縦）と、ウォーキング運動（横）で下半身を鍛える器具です。
器具の色合いにも似た配色のトイレは、どこかマイホーム風でもあります。
周りの家々との調和に気を使ったのでしょうか。
小さな公園なのですが、総じて伸びやかで気持ちの良く遊んだり運動したりができそうな亀ヶ原公園でした。
（2019年10月訪問）
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