下水処理場は大きな面積が必要なうえ、匂いの拡散防止のために屋根を架けるので、その上部を活用したくなるのが人情です。そこで屋上公園が設置されることがあるのですが、本ブログではなかなか訪れる機会が少なく、No.71以来ではないかと思います。
朝9時から夕方5時までだけ入れる2階建てくらいの建物の屋上に、テニスコート2面、自由広場、子供広場、花の園などの施設があり、園路でグルっと一周できるようになっています。
まず、階段から上がった正面がテニスコートです。設置者側の気持ちとしては、この公園のメイン施設という位置づけなのだろうと思います。
じっさい、小雨交じりの天気なのに2面とも使われていました。人気の施設のようです。
テニスコートの横には全天候舗装の「プレイコーナー」もあり、テニスコートの順番待ちの間に少し体を動かすといった、ちょっとした運動につかえるようになっています。
続いて、自由広場。小学校のプールほどの広さがある草敷きの広場です。
ボンヤリと眺めていると地上の公園となんの違いもないのですが、所々に採光窓があり、屋上公園だということを思い出させてくれます。
パーゴラが並ぶ花の園を通り抜けると...
遊具の並ぶ子供広場に出ます。
ブランコやジャングルジムなどの周りに、ポツポツと動かない動物遊具が並べられており、全体を俯瞰すると幼児向けの施設内容かな、と思います。
2連ブランコの横にはゴリラ、
シーソーの横にはイヌ、
ジャングルジムの横にはパンダ、
滑り台だけは、ゾウ自身が遊具になっています。
子供広場から北に上がると、円形の展望広場に出ます。
ただ、ここから見えるものといえば巨大なプリンスホテルくらいで、とくに展望に優れているわけでもありません。
ほんとうは、横にある3階建ての建物の屋上が展望台になっているのですが、訪れた時は「毛虫注意」の貼り紙とともに立入禁止が告げられていました。
そちらまで行けば、琵琶湖大橋や、びわ湖タワーの観覧車(すでに廃止・撤去)まで見えたようです。
仕方がないのでフェンスの端まで行って琵琶湖の方を写してみましたが、なんだかよくわかりません。
できれば晴れた日に訪ねたかった水再生センター屋上公園でした。
(2019年6月訪問)
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