芦屋市南部の緑道ネットワーク沿いにある小公園を訪ねる連続シリーズ。全10回の3回めは、No.2181 南宮公園、No.2182 大東公園が接していた江尻川緑道からは離れ、昭和の埋立地・芦屋浜シーサイドタウンの中を縦貫する中央緑道に接する海浜公園です。
「海浜公園」という言葉から受ける印象は人それぞれだと思いますが、ブログ作者としては、もう少し、自然海岸に直結しているイメージを持ちます。
ここの場合は、そもそもが埋立地の海浜なので海辺とは高低差があり、また海側も兵庫県営のマリーナ施設になっているため、公園自体に「海浜」の要素は少なめです。
とは言え、マリーナ越しに海を望み、ヨットやカヌーの姿を眺めることができるので、これはこれで都市の状況に応じた海浜であることは間違いないありません。
さて、海浜要素が少なめの園内に戻ります。
じつは公園面積の半分くらいを芦屋市立のプールと駐車場とが占めており、日頃から自由に立ち入れる場所は、緑道ネットワークの一部を担うような、細い園路スペースばかりです。
少しばかり広くなったところには、休憩所と、トイレ。
とは言え、公園の外には歩行者用の通路が通っており、さらにマリーナの横にも同じくらいの幅の通路が取られているので、この区間に関しては、あえて公園内を通る人は少ないと思われます。
そんなわけで、公園内の園路はだんだんと細く、草茫々になって、終わりを告げます。
周りも含めたデザインの面で、もう少し工夫のしどころもあるだろうと感じた芦屋市の海浜公園でした。
(2019年5月訪問)
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