小関橋(こせきばし)公園は、目黒川にかかる小関橋の北東詰にある小公園です。
JR大崎駅から、目黒川北岸の再開発地区へと渡る玄関口にあたり、非常に目立つ場所にある公園なのですが、ぼんやりしていると見落としてしまいます。
...だって、これですからね。
道路敷地の街路樹、公園の緑、タワーマンションの敷地内植栽、地区計画に基づいて整備される道路・広場などを並べて一体的に配置することで、それぞれの小ささを補い、シンボル性が高く、快適な歩行空間を生み出そう、といった整備内容かと思います。発想としては、No.1959 小関公園と同じようなものです。
具体的にどこまでが区立公園の区域なのかは、現場でもよくわかりません。
いちおう都道(たぶん)と品川区有地である公園との境界標を確認。
一枚外れてしまっているようにも見えますが、大丈夫でしょうか。
オリーブの樹は、マンション外構では最近よく使われますが、公園ではあまり使わない樹種です。こういうのがさり気なく組み込まれているのも、この公園ならでは。
この大きなボトルツリー(たぶんバオバブの仲間)も公園の植栽でしょうか。
ちなみに、このように幹の根元のほうが太って丸くなる樹を総称して「ボトルツリー」と呼ぶのですが、日本語では「樽状樹」。いつも「樽は "Barrel(バレル)" じゃないの?」と思うのですが、英語に明るくないのでよくわかりません。
公園としての利用施設は、スツールくらいです
シェサイクルのターミナルも、最近の都心部の公園では普通に見かけるようになってきました。
でも品川区共通の「公園での禁止事項」看板には、一番目に「自転車・バイクの乗り入れは禁止」と書いてあるので、歩道から公園に入るところで降りて、押し歩きで止めに来ないといけません。
こちらは明らかにカフェなのですが、オフィシャルには「北品川地域交流施設」と言います。
都心における新しい公園の一断面を見せてくれる小関橋公園でした。
(2018年8月訪問)
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