須磨区道正台(どうしょうだい)は、1990年台初頭に建設された1000戸近い大規模マンションが区域の大半を占める町です。
その町の丘の上に道正台公園があります。
丘の上にあるので、まず眺めが良いのが特徴です。
東南方向を眺めると妙法寺川の谷筋の向こうに神戸港、さらに神戸空港大橋あたりまでくっきりと眺めることができました。後で測ってみると直線距離で12キロも離れているのですが、なかなか贅沢な眺望です。
もう少し手前に目を移せば、公園から東に望むのは高取山(328メートル)。尖った山容が神戸・長田のシンボルとなっています。
それら周りの山々に負けじと、園内の中央にも小山が築かれています。
小山の遊具は、ネットを登り、コンクリート製の滑り台で降りるという構造。
ただ、2つの間が近すぎて、ネットの上からコンクリートの滑り台に落っこちて頭をぶつけることもあるので、もう少し離しても良かったかなと思います。
小山の下にも遊具広場があり、複合遊具、2連ブランコなどが並びます。
そして草むらの中には、コンクリート製のダックスフンド。
足が短いので遊具としては背が低すぎて、1~3歳向けといった感じです。
ほかにも小山の頂上には東屋、一段下がったところには少年野球くらいはできる多目的広場もあって、盛り沢山な魅力の道正台公園でした。
おまけ.
公園の隣にあるマンションの門と公園柵との間にある丸い抜け穴のような、あるいは車止めのようなものが謎だったので記録。
誰を通して、誰を通したくないのか、設置意図・デザインの意味あいが掴みきれないことで、かえって心に刻まれてしまいました。
(2018年7月訪問)
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