高井戸藤が丘公園は、京王・高井戸駅から徒歩5分くらいの場所にある小公園です。
公園から眺めるのは、地域のシンボルと言ってもよい杉並清掃工場の高煙突。資料によれば高さ160メートルもあるそうなので、通天閣(103メートル)、神戸ポートタワー(108メートル)、京都タワー(131メートル)などよりも高いということになります。
さて、そんな高煙突とは関係なく、園内は「藤が丘」らしく、藤棚やトレリスにフジが多用されています。もっとも所在地の町名は藤が丘ではなく、「高井戸東」なのですが。
しかし導入からまだ日が浅いのでしょう、園路屋根の藤棚、ベンチの上の藤棚、ベンチ上のシェルター、トレリスなど、どれもほとんど絡んでいません。
このトレリスは、少し進んでいるでしょうか。もっとも、訪れたのが冬なのでオンシーズンの状況はよくわかりませんが。
ただ、この公園で一番気になったのは、実は高煙突でもフジでもなく、地面の状況なのです。
訪れたのが小雨交じりの冬の日だったこともあって、園内の広い範囲が湿った土になっています。ちょっと歩くと靴が泥だらけになるくらい。
で、それはそれで仕方がないのですが、湿り土を避けるように、木製デッキ上に揺れる動物遊具が設置されているのです。
ということは、そのほかの地面には水が溜まりやすいということが前提なのでしょうか。
何なのでしょうか、この高低差は。
なにかしっくり来ないまま謎が残る高井戸藤が丘公園でした。
(2018年2月訪問)
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