保塚公園は、No.1811吉右衛門堀公園から南へ200メートルほど離れたところにある小公園です。付近は区画整理事業による小公園の多発地帯なのですが、その中では遊具よりは園地に重点を置いた整備内容となっています。
園地が広めの小公園というのは、写真にすると今ひとつわかりにくくなるのが難点なのですが、ここもその例に漏れません。
下写真は、敷地の南2/3くらいが草敷きの広場で、北1/3ほどが植栽地になっている様子を写しているのですが...
ただ、もともと施設が少なかったのかと言うとそういうわけでもなさそうで、やたらと広い広場の北端部分、土敷きになっている箇所には、何かがあった気配があります。道路に面した一番利用しやすい位置で、周囲とは舗装が異なるところが怪しいのです。
実際のところはわかりませんが、最近は管理費を軽減するために公園内の施設の数を減らすという施策がとられることがあるので、その波にさらされたのかも知れません。
いま現在、この公園の施設としていちばん使われていそうなのは、この園路。
園内を東西に貫いて、2本の道路を結んでいます。
反対側から見たところ。コンクリートのエッジが尖っていて、あまり公園に馴染んでいないあたり、再整備から日が浅い様子が伝わってきます。
おそらく、土敷きで「怪しい」と書いた箇所の施設撤去と同時に、この園路も整備されたと思われます。
園路北側の盛土部分、足元が少し斜めになっている箇所に円形の雲梯があります。
が、設置場所がいかにも半端で、誰に、どのように使って欲しいのかがピンと来ません。
なんとなく、公園行政の悩みが伝わってくる(ような気がする)保塚公園でした。
(2018年2月訪問)
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