1635/1000　帯山さくら公園（熊本市中央区）

敷地は大きく8の字をした園路で大小2つのブロックに区切られており、8の字の上の方が遊具のある遊び場、下の方が多目的広場という仕立てになっています。
遊具広場には、くまモンの顔が付いた複合遊具があります。

頂上にくまモンが付いている以外は、とくに言及するところもない普通の複合遊具なのですが、これだけで公園に特徴が出るから不思議なものです。

園内の少し離れた場所には、くまモンの揺れる動物遊具もあるので、ボチボチ地元の子供たちの間では「くまモン公園」という愛称が生まれているのではないでしょうか。

でもブランコや鉄棒は、ごくごく普通のものです。

逆に、トイレは無骨すぎるほどカクカクしています。肥後もっこす的と言うべきか。

敷地内を８の字のように通っている園路はすべてラバー敷きになっており、ウォーキングなどに使いやすくなっています。この手のは、最近の流行りだと思いますが、アスファルトなどの舗装に比べると長もちはしないことが難点です。

ウォーキングのついでに背伸ばしや腹筋ができるように、健康器具タイプのベンチも設置されています。

これはベンチのように思うのですが、設置場所が遊び場とは離れた周回コース沿いなので、踏み台昇降用の器具なのかも知れません。

そして、広場の2ヵ所に設けられた盛土山。子供の遊びにも、大人の健康運動にも自由に使えます。

他の公園で見る盛土山は、子供たちが踏み散らかすので芝生が定着しない、水みちができて削れてくるといった印象があるのですが、ここは逆に盛土山だけが青々として浮き立っています。なにか特別な管理をしているのでしょうか？

これから年月を重ねて、ますます地域の方々に親しまれて欲しい帯山さくら公園。
でもしばらくの間は、晴れた日は暑苦しいことでしょう。

（2017年9月訪問）