公園そのものが極端に古びているわけではないのですが、公園に面している周りの住宅のトタン塀が古さ感に拍車をかけてきます。
昭和中期、まだ世の中に公園が少なかった時代に、廃品置き場の隣の空き地で遊んでいた頃を思い起こします。
いちおうシーソー、鉄棒、揺れる動物遊具などがあって、それぞれはしっかり管理されているのですが、立地の悪さがいかんともしがたいところです。
そもそも出入口が1ヵ所だけ、それも1.5メートル幅くらいの路地にしか面していませんので軽トラも近づくことができず、園内の掃除ひとつするにも大変です。
道沿いの家々も、この道に対しては背を向けて建っているので、日が暮れてから一人で歩くのが怖いような雰囲気もあります。
「なんだって、この位置に公園を作ったのか」という気持ちになります。
王寺町のキャラクター・雪丸もなんだか釈然としない表情で見守る御幸公園でした。
(2017年7月訪問)
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