尼崎市では昭和40年代から市内各地の公園に市民プールを整備してきましたが、施設の老朽化などを理由に、平成20年に5ヵ所が廃止されました。
残った2ヵ所のプールのうちの1つが、芦原公園にあります。
こちらがプールの出入り口。
出入り口の屋根の下には、光化学スモッグの警報・注意報が出た時にお知らせする標識がありました。
最近は光化学スモッグ自体が少なくなりましたが、かつての工業都市・尼崎では、この標識が欠かせず、発令された途端にプールを閉鎖しなければならない時代もあったのでしょう。
冬の夕方に訪れたので、プールの中は静かなものです。
滑り台のあるファミリープールのほかに、普通の25メートル、50メートルのプールも見えました。
公園敷地の大半がプールに占められていますが、プールへの導入部も兼ねて、少しだけ園地も作られています。
まぁ道路からいきなりプールの出入り口というわけにも行かないので、最低限のエントランスを確保しているくらいの規模ですが。
トイレの真横ですが、ブランコ、滑り台も設置されています。
とにかくプールが主役で、夏の2ヵ月間以外はかなり寂しそうな芦原公園でした。
(2017年3月訪問)
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