あたりは公園のほかに廃線敷を活かした緑道、公営住宅の緑地などが混然としており、正確にどこまでが折戸中央公園の範囲なのかはよくわかりません。
この噴水は公園施設のように思うのですが...
遊具は、公営住宅の附属施設のようにも思えるし...
港にあるボラードが並んでいるところは、さすがに右が公園、左が緑道で合っているでしょう。ただまぁ、一般のユーザーは敷地境界なんか気にしないので、そんなことばかり考えていても仕方がありません。
この緑道沿いに旧・折戸駅と船着き場についての解説板がありました。
船着き場があったからポラードが並んでいるのですね。
番号が付いているのは、きっと緑道沿いにたくさんの解説板が建てられているのだろうと思います。
●現地の解説板より 13)国鉄折戸駅前
国鉄清水港線は昭和19年に開業し、折戸駅は同年12月に営業(旅客・手小荷物・貨物)し駅長以下6~7名勤務していた。当時は貨物が主であったが、朝晩の通勤・通学で客車は満員であり、混合列車(旅客・貨物兼用)も珍しかったが、開業40年後の昭和59年3月末はかなく廃止となった。
こちらは渡船の船着き場についての解説。
なにぶん短い文章なので「むっそり船長」と「チョビヒゲ船長」が同一人物なのか、「むっそり」とはどういう意味なのかがよくわかりませんが、鉄道が通るまでは対岸の清水市街地まで渡船が通っていたということはわかりました。
●現地の解説板より 1)渡船場跡
”むっそり船長さん”、”チョビヒゲ船長さん”と地元の人々に親しまれて、ここから駒越を経由して港橋までポンポン船が通っていた。(昭和10年頃の運賃は片道10銭)
当時はまちへ向う地元の足として大いに賑わったが、昭和23年に廃止されてしまった。
鉄道が廃止されてから30年以上が経過したわけですが、港のそばの気持ちのよい風景はさほど変わらないのであろう折戸中央公園でした。
(2017年1月訪問)
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