三保砂原公園は、富士山を眺める景勝地として有名な「三保の松原」がある清水区三保の住宅地にある小公園です。
松原と砂原では字面から受ける印象が違いますが、松が生えるのは海岸の砂地なので、だいたい同じことを言っていると受け取ります。
周囲は比較的新しい戸建て住宅地ですが、全体的に緑が少なく、素っ気ない雰囲気の街なみです。
公園にはそうしたところを補う役割もあると思うのですが、園内も小さな樹がポツポツと植えられているばかりです。やはり元々が砂原で、樹木が育ちにくいのかも知れません。
遊具は滑り台、ブランコ、のぼり棒、雲梯、鉄棒などがあります。
雲梯やのぼり棒は飾り気の少ないモデルが採用されており、質実剛健な感じが出ています。
ところで、この公園では禁止事項などを知らせる仮設看板に屈強なバリケードを転用して使っているので、ずいぶんと立入禁止感が出ています。
ちょっと園内で目立ちすぎにも思うのですが、どうでしょうか。
柔らかめの樹脂素材でつくられた揺れる動物、乗り物遊具が一服の清涼剤になっていますが、全体的にハードボイルドな雰囲気の漂う三保砂原公園でした。
(2017年1月訪問)
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