守口市にある大日交差点は、地上では国道1号線と中央環状線が交わり、高架上には近畿道と大阪モノレールが通り、地下には大阪市営地下鉄の大日駅とスクランブル地下道があるという交通の巨大結節点です。
そこから北へ200メートルほどのところに大日公園があります。
しかし煽ったわりには公園周辺は住・工の混じった下町風の町並みで、大日交差点の喧騒からは遠い雰囲気にあります。
上写真の小路を進んでいくと、大日公園に入ります。
園内は円形の広場の周りにまあるく園路が通っており、なんだかキャンプファイヤーでも始まりそうな雰囲気です。
じつは園路沿いには12星座の文様が刻まれた石があり、星座の解説も設置されているため、これは天球をイメージしたものだとわかります。
星座と言えばギリシャということで、東屋もギリシャ神殿風の重厚なものになっています。
屋根が骨組みだけになっているところは、ギリシャの遺跡風でしょうか。
そのほか、謎の飾り柱もあります。とくに照明などとしての機能はなく、ギリシャ風の演出のために置かれたものです。
しかしながら、それ以外の施設はとくに星座ともギリシャとも関係のない、一般的なカラーの公園施設です。
滑り台と雲梯の複合遊具など、星座っぽい飾りを付けれないこともなかったでしょうに。
大人向けの健康器具である踏み台昇降の柱も、とくに真ん中あたりが膨らんだエンタシスにはなっていません。
なんとなく、途中で力尽きた感のある大日公園でした。
(2017年2月訪問)
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