大阪市営地下鉄の大日駅前には、かつて10.7ヘクタールの広さをもつ三洋電機の工場があったのですが2001年(平成13年)に閉鎖。跡地は再開発されてイオンモールや高層マンションが作られています。
大日南公園はその区画に隣接しているものの、公園そのものは1967年(昭和42年)に開園してから50年が経つ大日南公園は、高層マンション群と昔ながらの密集市街地の接点にあります。
園内に入ると、背景の巨大マンションには負けじと、街なかの小公園にしては大きな複合遊具が出迎えてくれます。
複合遊具と呼びましたが、古いもので基本的には2つの滑り台をアーチ橋で繋いだというシンプルな構造です。
裏側に無理に付け足したような雲梯も良いですね。
なんとなく、数十年前の小学校にあった複合遊具を思い出します。
ブランコは、4連のよくあるもの。足元にマットを敷いている割には、大きな水たまりができています。
そのほかの遊具としては、揺れる動物や、コンクリート製の動物遊具が少々。
こちらのゾウは守口市内ではよく見かけるもので、優しい表情が気に入っています。
マンションと公園の間には遊歩道が通っており、季節になれば桜の通り抜けが楽しめるようでしたが、私が訪れたのは2月の初めで、少し早すぎたようです。
そして園内には公衆電話やトイレなどの便利アイテムも充実しているのですが、場所はほかにもあると思う割には妙な隙間に押し込まれている上、トイレまでのアプローチがざっと10メートルほどもある不思議な配置になっています。
昔、もっと子供の数が多かった頃は、これくらい行列ができていたのでしょうか。
少しだけ気になることの残った大日南公園でした。
(2017年2月訪問)
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