浜の町公園は、福岡市の魚市場にもほど近い「那の津通り」沿いにある小公園です。
市街地にしては広めの敷地に、ちょっと育ち過ぎではないかと思うほどに大きな樹が多い公園となっています。
公園周辺は古い埋立地で緑が少ないこともあって、公園の緑に対する期待が大きいのでしょうか、那の津通り沿いでは道路の街路樹と併せて二重の並木が作られています。
また、ほかの道路沿いでも、道路側を向いたところに高木の多いスペースが設けられており、周囲からフラッと園内に入って座ったり休んだりすることができるようになっています。
周囲の道路に別れを告げて園内に入ると、フェンスに囲まれた多目的広場、遊具広場、その隣の小広場に大別されています。
私が訪れたのが小雨の降る日だったので誰も遊んでいませんが、遊具広場には幼児向けの蒸気機関車型複合遊具、脚のない滑り台、ブランコ、大きな砂場などの遊具があります。
この遊具広場の周りも、クスノキ、ヒマラヤスギなど大きく育った樹が目立ちます。
ブランコの横のクスノキもこの太さ。
ただし、大きくなりすぎた樹は老齢で倒れたり枝が落ちたりする危険が出てきます。
点検で危険と判断された樹は随時伐られているようで、大きな切り株もありました。
こちらの樹は「周りに近づかないように」という意味でしょうか、カラーコーンが置かれていたので見上げてみると、
園内でもひときわ背の高いヤシの木でした。
樹に近づくなと言うほどなので、もしかすると固い実が落ちてくるココヤシではないかと思いましたが、肉眼では実がつく先の方までは見えません。
愛用のコンパクトカメラのズームを精一杯効かせてみたのが下の写真。
見た感じ、落ちて危ないほどの大きさの実は付かないワシントンヤシではないかと思うのですが、どうでしょう。
もっと気候の良い頃合いには、緑の下で憩えるであろう浜の町公園でした。
(2016年11月訪問)
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