沖縄自動車道の北端が許田ICですが、そこから国道58号に出て、少しだけ南に戻った幸喜(こうき)地区に幸喜ビーチがあります。以前は名護市民ビーチと呼ばれていたはずですが、いつの間にか呼び名が変わっていました。変更理由は不明ですが、とりたてて市民から切り離された様子はありません。
そのビーチの陸上部分というか、トイレや駐車場などのある部分が幸喜(こうき)公園にあたります。
ただし都市公園としての正式名称は喜瀬(きせ)公園で、南隣の喜瀬地区の名前が付いていますが、園名板などの表示はすべて幸喜公園です。このあたりの名付けの経緯や理由はよく知りませんが、一般の利用者にとってはあまり重要なことではないでしょう。
ビーチ部分は上写真のような感じで、台風が続けざまに押し寄せていた2017年9月の撮影だということを差し引いても、さほど華やかな雰囲気はなく「市民ビーチ」らしさが出ています。
この付近では国道58号が海岸沿いギリギリのところを通っているため砂浜の幅が狭く、また公園部分は海岸林が伐採されているため景観的な連続性にも欠ける印象です。
「海岸林を抜けたら白いビーチ」という沖縄的な風景を演出している箇所もあるにはあるのですが、いかんせん林が薄い。
だからと言うわけなのか、公園からビーチへの出入口を塞いで、新しく植林が始まっていました。
もっとも、植林と言っても5×10メートルくらいの範囲だけなので、可愛いものです。
さて肝心の園内ですが、冒頭で述べたように、ビーチ利用のための駐車場、トイレ&管理棟、バーベキューのできる芝生広場などが公園施設となっています。
というか、公園区域の半分以上が駐車場です。
ビーチがあってこその幸喜公園でした。
(2016年9月訪問)
0 件のコメント:
コメントを投稿