公園の正面入口と言えるところに、かつて遊具の寄贈を受けた際の記念プレートがありました。プレートは2基あって、どちらも寄贈者は同じなのですが書きぶりが微妙に異なるので、2回に分けて寄贈されたものと思われます。
■現地のプレート(1) より
寄贈 滑り台1基、ぶらんこ1基、ぶらんこ人止柵1式
林兄弟商会 昭和58年3月
■現地のプレート(2) より
寄贈 ジャングルジム1基、三連鉄棒1基、スプリング遊具3基
林兄弟商会 林正夫
訪れた際には、ブランコ(人止柵を含む)とジャングルジム、鉄棒は現存していましたが、滑り台とスプリング遊具はすでに無くなっていました。
可動部があって劣化が早いスプリング遊具はともかく、滑り台はどうして撤去にまで至ったのか少し気になります。普通に手入れをしていれば30年くらいは保つものですが。
少しおもしろい形のジャングルジムも健在です。上が細く、下が広い形をしているので、転落事故の防止にも役立つような気がします。
さて公園全体を見回すと、周りを事務所ビルやJRの高架に囲まれていますが、高架がそれほど背が高くないので、意外に開放感があります。
新大阪駅に出入りする特急が見えるので、小さなお子さんは楽しいかもしれません。
とは言え、どうしても立地的に近所の事務所からタバコを吸いに出てくる人たちの溜まり場になるのは否めず、園内のあちこちに吸い殻や自主設置灰皿が散らばっていました。
林兄弟商会の方々の思いを受け止め、これからも地域の方々に大切にしてもらいたい西中島東公園でした。
(2016年5月訪問)
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