日本の都市公園は約10万ヵ所。その1/100なら行けるだろうと思って始めた覚え書きですが、1000ヵ所を超えても続いています。揺れる動物も集めています。

2016年10月21日

1301/1000 上の丸ヒマラヤ公園(兵庫県明石市)

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No.21の明石公園の東側に隣接する明石市上ノ丸は、戸建ての多い住宅地区です。その一角に、上の丸ヒマラヤ公園があります。
まず「なぜヒマラヤ?」と思うわけですが、おそらく園内にヒマラヤスギが植えられているからだと思います(ちなみに明石市には「西島ヒマラヤ公園」もあります)。もっとも、それならば「ヒマラヤスギ公園」で構わないのにあえて「ヒマラヤ公園」としたところに、命名した人に目立とう精神があったことは否めないと思います。

そして、下写真の中央がヒマラヤスギですが、隣のクスノキに完全に格負けしています。
というか、どちらも大きく立派に育つ樹なのに、小ぢんまりと切り詰められて寂しい限りです。

日本の公園でも大きく育てば高さ30メートル以上になることも多い樹種なのですが、ここでは3メートルくらいです。住宅が近いので仕方のないことですが、それならもう少し小さくても見栄えのする樹種をシンボルにすれば良かったのに、とも思います。
No.254 新浜公園のヒマラヤスギ

それに輪をかけてややこしいのが、こちらの石碑。
明石市が市内各所の公園で展開している「花の歳時記園」の石碑なのですが、この公園は「藤の公園」になっているのです。

明治時代に輸入されたヒマラヤスギが源氏物語に登場するわけはないのですが、どうせならヒマラヤスギの歌にして欲しかったところです。
ちなみにヒマラヤスギは、名前はスギですがマツ科の植物。秋が深まる頃、マツに似た花が開きます(マツ科なのに「マツに似た」と言うのも変ですが)。

●解説文より
たおやめの 袖にまがへる 藤の花 見る人からや 色もまさらむ
【歌意】しなやかな女性の 袖にも見まちがえる 藤の花は、

 見る人によっていっそう 色美しくなるでしょう(美しさをますでしょう)

しかしフジの公園とは言え、藤棚もそれほど大きなものではありません。
よく茂っているし、周囲の道路からもよく見える位置に植えられているので、花の季節は美しく映えるのだろうと思いますが。

それほど広い園内でもなく、遊具も置かなければならないので、色々な思いを詰め込むには場所が足りません。

その時々の事情があってのこととは思いますが、もう少し芯になる考えが欲しい上の丸ヒマラヤ公園でした。

(2016年5月訪問)

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