1289/1000 諸見里公園(沖縄県沖縄市)

2016/09/29

沖縄県 沖縄市 身近な公園

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諸見里公園は、沖縄市園田という町にあります。
園田は国道330号から東の一帯ですが、じつは330号の西には諸見里1~3丁目があって、そちらにも同じ名前の諸見里公園があります。
政令市のように大都市では別の区に同名の公園があることは多いのですが、ここの場合はどういう理由なのでしょうか。

まず園田の諸見里公園がある一帯は、現在の住居表示になる以前には諸見里1丁目に含まれていたようです(この公園の古いパンフレットにそう書かれていました)。ですので、当然のように諸見里公園を名乗ります。
また、諸見里の諸見里公園は園田の諸見里公園よりも古いのですが、当初は「諸見里児童公園」だったものを都市公園法の改正で児童公園というカテゴリーが無くなった時に「児童」を取ってしまったために、結果的に同じ名前になってしまったのではないかと考えられます。

それはさておき、園田の諸見里公園。園田の中でもかなりの谷底にあたる土地を使って、大きな多目的グラウンド、テニスコート、大型遊具のある遊具広場、流れのある園地などを作っています。
多目的グラウンドは、ソフトボール場のような扇形をしていますが、地形を活かしているため左翼側が右翼側よりも深くなる変則形状です。

もっとも外野フェンスがあるわけではなく、サッカーゴールが置かれていたりもして、あくまで多目的グラウンドという位置づけのようです。

テニスコートは2面あるのですが、地面がかなり傷んでおり、ちょっと手入れが必要な状態でした。

遊具は比較的最近に入れ替えられた雰囲気があり、やや大きめの複合遊具、それと同じくらいのサイズの複合滑り台、揺れるパイプ遊具などがあります。

おそらく以前は木製遊具が置かれていたものが、老朽化によって入れ替えられたと見え、その名残らしき遊具が何点か残っていました。
下写真の木製柱を登るだけの遊具など、私は非常に好きなタイプですが、今の子供たちにはどう映るでしょうか。

最後になりましたが、西端の方が小さな水路が流れる園地になっています。
もともとが谷地の底にあたる立地で、水は自然の湧水が使われているようです。私が訪れたのは冬の2月でしたが、しっかりとした量の水が流れていました。

住宅地の中にありますが、スポーツができる大きな広場から落ち着ける園地まで変化があって飽きさせない園田の諸見里公園でした。

(2016年2月訪問)

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