No.1164 長根浜公園から、伊豆大島西岸の眺めの良い道路を北上すると、すぐに仲の原園地があります。この道路は「サンセットパームライン」というオシャレな名前も付いていて、その名のとおり西海岸を通るヤシの木のある道です。
しかし仲の原園地はというと、基本的に防風林の中に広場や散策路をつくった園地なので、あまり見通しは効きません。
広場は上の写真のような感じですが、散策路に入ると、完全に森のなかです。
気候風土の条件によるものかも知れませんが、一般的な防風林よりも、かなり密度の高い林になっています。
それでもまだ防風林が足りないのか、あるいは広場として林を切り開いたらどこかに悪影響が出たのか、新しい樹を育てているところもありました。
手前の木組みは、いくぶん目が粗いようにも思いますが、海から砂が飛んできて樹の成長を妨げないようにするための砂防柵なのでしょう。
二つ上の写真で散策路の表面が赤いのは、ゴムチップ舗装などをしているわけではなく、溶岩起源で鉄分の多い土だからです。雨上がりにはサンセットパームラインの方まで流れ出ていました。
そのほかの公園施設も、現地で調達した石を使っているのでしょうか、どこも真っ赤です。
火山島らしい荒々しさも感じる仲の原園地でした。
(2015年7月訪問)
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