No.1084のアップル公園と兄弟公園と言えるのが、アップル公園から直線で400メートルほど南にあるパイナップル公園で、どちらも1990年3月に開園しています。
パイナップルの名の由来は、こちらのトイレ。No.955 ふてんま公園で見かけたものと同型と思われますが、左側のドア形状など若干異なるところもあります。
おそらく、この公園のものがオリジナルで、ふてんま公園のものは修繕の時などにピッタリ合うドアが入手できなくて、ドア枠の方を直線的に作り変えてはめ込んだのではないかと思います。
パイナップル公園のトイレ(表側) |
No.955 ふてんま公園(沖縄県宜野湾市)のトイレ(表側) |
また、ふてんま公園のパイナップルには無かった網目模様があるところも、ふてんまの方がペンキ塗り直しでシンプルにしてしまったのではないかと思われます。
そうなってくると、ふてんまの方に付随している白一色の排気塔らしきものも、オリジナルはもっとカラフルだったのでは無いかと考えてしまいます。どこかでオリジナルに出会ってみたいものです。
パイナップル公園のトイレ(裏側) |
No.955 ふてんま公園のトイレ(裏側) |
と、さんざんパイナップルに触れたところですが、じつはパイナップル公園にはトーテムポールが3本も立っていて(それもすべて同じデザイン!)、シンボルが分散してしまっている印象を受けます。小さな公園なので、目立つものは1つだけの方が良かったと思います。
アップル公園と同様に敷地の中央に舗装された広場を取り、その周りを園路が巡る構造になっていますが、比べると半分くらいの面積しか無いため、緑の量に関しては寂しい印象です。
広場には小さなステージもあって、ラジオ体操くらいにはちょうどよい感じです。
その他、遊具や健康器具もあるにはあるのですが、木製フレームのブランコは使用停止。そのほかも、木製部分が取っ払われて金属フレームだけ残った遊具など、どうしたものかという感じになっていたのが残念なパイナップル公園でした。
(2015年8月訪問)
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