それが1976年(昭和51年)から始まった市街地再開発事業で徐々に姿を変えていき、大規模なショッピングモール(あべのキューズタウン)、業務ビル、市営住宅やマンション群、大学病院などが建ち並ぶ地区になりました。
そんな再開発事業の中で整備された3ヵ所の公園のうち、いちばん東にあるのが金塚ふれあい東公園です。
間に区画道路を挟んではいるものの、3方向をビルに囲まれた谷間のような南北に細長い敷地で、マンションなどに近い南半分が土敷の中に遊具や高木植栽がある広場、再開発地区内の幹線道路に接する北側が石敷きの円形広場になっています。
南半分側には、幼児向けの恐竜型の遊具、揺れる動物などがありますが、本格的な遊具広場仕立てになっているわけではなく、大きな広場の隅の方に遠慮がちに置かれています。
また、中ほどに「こんもりと」と表現するには心許ない規模の林があり、ここだけが木陰になっています。
北側の円形広場は周囲から少し掘り下げてあり、どこからでも全体が見渡しやすくなっています。また外周部がぐるりとベンチ状になっているので、どこでも座れるようになっています。
専用のステージがあるわけではありませんが、ちょっとしたイベントなどには使いやすい構造です。
見上げれば高さ300メートルの「あべのハルカス」が右手に見えます。左側のタワーマンションも40階建てで150メートルくらいあるのですが、並べてみる相手が悪かった。
(2015年2月訪問)
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