菅原公園は、その菅原町の中でも新興住宅地である「ひかりが丘」との境界にあたる丘の上にある小公園です。
400メートルほど離れたところに相生市役所のTVCMにも登場するNo.684 横尾池公園ができているため、どうにも目立たない公園になってしまっています。
なにしろ、この階段を登っていかないと公園にはたどり着かないのに、登り口に案内板、園名板などはありません。まるで来る人を拒むかのようです。
登っていった先は、小さな広場にブランコ、鉄棒、揺れる動物とベンチ。
雨上がりだったので、揺れる動物には近づくこともできないほどの水溜まりができていました。
先ほどの階段とは別に、広場から反対側の住宅地の方に通じる細道もあったので歩いてみましたが、草が生い茂って通れなくなっていました。
広場から北方向を見て、まっすぐ伸びる道が山とぶつかるあたりに、No.684 横尾池公園があります。
平場にあるならまだしも、丘の上の人目につきにくい場所で、この施設内容では、無理にこの公園に遊びにくる理由はないなぁと思いました。
住宅地の開発が始まった当初につくられたのだろうと思いますが、周辺の状況も変わって、ほぼ使われなくなった公園というのが全国どこにでも見られます。中でも、このように開発残地の人が行きにくい場所を使った公園をどうしていくのか、というのは悩みどころです。
(2014年8月訪問)
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