生田町公園は、新神戸駅近くのラブホテル街の裏の方にある公園です。
もちろん周りには普通のマンションもたくさんあるのですが、やはりそういった地区特有の「荒れた感」のある公園になっています。
いちおうブランコや滑り台などの基本的な遊具はあり、遊具の下にウレタンを敷いたり安全柵を塗りなおしたりといった必要な管理はされているのですが、いかんせん人の気配が少なく、いたるところが草茫々。
パーゴラもモジャモジャで、下に入ろうと思うと垂れ下がる枝を手でかき分けながら進まねばなりません。
公園横のゴミ置き場は不法投棄が多いようで、公園内もペットボトルや弁当がらが散乱していて厳しいところです。
公園ができてから時間が経ち、近隣の土地利用や居住者などが変化していくにつれ、公園が使われなくなって荒れていくのは、どの都市でも起きている問題です。
対策として確実なのは、今のニーズにあった形に全面的に作り変えてしまうことですが、それには時間と費用が必要ですぐにはできません。
ここの場合は、全体が土広場で舗装された園路がないため草が生え出すと立ち入る気もなくなるので、まずはウォーキングなどに使える周回園路をつくってメリハリをつければ、少なくとも昼間は人が集まるようにできるのではと思いました。
(2014年5月訪問)
0 件のコメント:
コメントを投稿