少し前に鹿児島の西郷公園を訪ねましたが、今回は神戸の西郷公園です。
こちらは西郷隆盛とは何の関係もなく、酒どころで有名な灘五郷の一つ、西郷(にしのごう)に由来する名称です。ですので、公園内から見上げるのは、キンパイ(金盃酒造)の本社。昔は「金杯でカンパイ!」って広告がありました。
もっとも、西郷隆盛も鹿児島と京都を往き来する際には近くの西国街道を通り、灘の酒も飲んだかも知れませんが。
と言いながら、公園名の読み方は「さいごう」公園。
公園の北隣には市立幼稚園があり、門一つで繋がっています。神戸の市街地では時々見られる、幼稚園と公園の一体整備タイプです。
公園内は土敷きの広場と、クスノキが茂る遊具広場、そしてエントランス部にはケヤキやサクラの下にパーゴラがあります。
クスノキの茂り方はちょっとしたもので、公園内では窮屈そうに、そしてはみ出した枝葉は道路の反対側にある電線にも届くほどです。
もう少し間引いてやりたいように思いますが、ここまで大きくなると伐採作業も大がかりで費用のかかるものになるので悩ましいところです。
(2014年5月訪問)
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