大阪市では、条例・要綱に基づいて「児童に適切な遊び場を与え、その健全な育成と各種の事故防止に資するため」のオープンスペースとして児童遊園を設置しています。
用地としては区画整理、港湾・道路などの事業で生まれた空地の一時活用が多いようです。
この田中児童公園も区画整理で生まれた小さな公園ですが、小学校が近く、長年にわたってよく使われてきた感が伝わってきます。
道路とは一方向だけで接しており、間口は12~3メートル、奥行きは17~18メートルほどの長方形の形状をしています。
その中央にはドーンと石の山遊具。
コンクリートの塗装部、金属部ともに使い込まれてツルツルしています。
その奥には階段部の曲線が美しい滑り台。「階段」と書きましたが、丸い鉄パイプで構成されており、ラダー遊具の要素も持っています。
滑り部はなぜか黄色のペンキ塗装。
長年の間に剥げてきており、このあたりの小学生のズボンを黄色く染めてきた歴史が見て取れます。
砂場には、草臥れてはいますが子犬?とリス。
この状況で誰もいないと寂しい雰囲気になってしまうのですが、訪問時には小学生がいっぱいで安心しました。
(2014年3月訪問)
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