神戸市兵庫区の上沢通(かみさわどおり:町名)では、阪神・淡路大震災からの復興過程で、1丁目から8丁目までの丁目ごとに8つの小公園が整備・再編されました。
その中の上沢通2丁目公園。
No.614の1丁目公園と50メートルほどしか離れていない場所にあって競合を避けるためか、幼児向けの遊具が数基置かれただけのシンプルな構成になっています。
敷地は2本の道路に面していますが、両面ともほぼ全てを開口している構造が珍しいように思います。たいていの公園の場合、飛び出しを防止するため植栽や外周壁を設けて出入口は必要な幅だけにするのですが、ここは両側とも交通量の少ないコミュニティ道路だからできたのかも知れません。
また、広場をできるだけ広く取っている点とあわせて、災害避難に使いやすい構造であるとも言えます。
もっとも、シンプルで素っ気ないだけの公園かというとそうでもなく、手洗いと水飲み場はタイル貼りの非常にカラフルなものになっています。
水道の下など「そこまで水は跳ねんやろ!」と言いたくなるほど広すぎる気もしますが。
(2014年1月訪問)
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