相生市の那波(なば)は、『角川日本地名大辞典 28 兵庫県』(角川書店)によれば「古来より海上交通の風待ち港として知られ、(現在の相生湾は)江戸末期まで一般に那波浦と呼ばれていた」とのことですので、古くから港の中心地区だったのでしょう。
近代以降は合併や町名変更、埋立などの地形改編もあって本来の那波がどこなのかはよくわかりませんが、とりあえず那波東公園は「那波大浜町」にあります。
公園の周囲は低層の住宅地で、区画整理の際に近くを流れる川の形状にあわせて道路を配置していった時に残ったような三角地が公園になっています。
資料によれば開園面積は2,600平米ということになっていますが、見たところその半分くらいの広さしかありません。
下の写真で奥の植え込みの向こうが市民プールになっているので、面積の半分はプールを含めてのものなのかも知れません。
遊具はブランコと鉄棒、あとは藤棚とトイレくらいの公園ですが、プールがあるので良い季節になれば子供達で賑わうことだろうと思われます。
(2014年1月訪問)
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