このあたりには、ヒヨドリ、チドリ、ヒバリと鳥の名の付いた公園がありますが、いずれも1983年に開園した公園で、2003年に開館した水鳥センターとは関係はありません。
さて、ひよどり公園。
ざっと公園の半分が遊具広場、もう半分が多目的広場、その間をパーゴラで分ける形となっており、敷地の構造としては良くあるものです。
外周部の植栽に1960~70年代の公園でよく見かけるカイヅカイブキと並んで、ヤシの樹がピョコピョコと植えられているのが、内地から来た人間には新鮮です。
遊具は山遊具、城のようなプレーウォール、ブランコ、シーソーなどがあります。
山遊具は、山の4分の1ほどをカットしてジャングルジムと太鼓橋をはめ込んだような形状になっており、山の大きさの割に複雑な遊びができるようになっています。
少し色を塗り直して、てっぺんに旗を立てればスーパーマリオブラザーズのお城になります。
ブランコは、非常にきれいなものでした。ちょうど訪問した頃、那覇市の公園ではブランコの入替事業が進んでいましたので、ここも入替直後のものかも知れません。
コンクリート製の動物遊具は、わりと最近に塗り直されたようですが、
どうも目がいけません(笑)
ところで、公園の入口付近にある区画整理事業の記念モニュメント(巨大魚怪獣ムルチのように見えますが)には、区画整理の竣工が昭和51年(1976年)と書かれています。
少しだけ謎の残ったひよどり公園でした。
(2012年12月訪問)
(2012年12月訪問)
【2021年4月追記】
2020年の冬に、東京都町田市にあるNo.2676 南つくし野やなぎ公園を訪れたところ、本記事に登場する区画整理事業の記念モニュメントにそっくりのモニュメントに出会いました。
しかし、ひよどり公園のモニュメントには「完成記念碑」としか記されていないのに対して、No.2676のものは「柳の精」と作品名が記されていました。
また、そっくりではあるのですが、より高く突き出て「耳」のようになった部分の角度が少し違うようにも思ったので、数年ぶりにひよどり公園を訪ねてみました。
で、下にできるだけ似た角度から撮影した両モニュメントの写真を並べてみますが、やっっぱり「耳」の部分が少し違います。
No.2676のものの「耳」の外周部がゆるい曲線を描いているのに対して、ひよどり公園のものはやや直線的なように見えます。
No.2676 |
ひよどり公園 |
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