No.217の土佐西南大規模公園(大方地区)の周辺は、旧大方町の中心地にあたります。古代の大方郡ないしは入野郡の時代から地域の中心であり、現在も町役場がある地区です。
ということで、大規模公園だけではなく市街地の小公園も見られます。その一つが入野児童公園です。
公園の入口には園名板の下に竣工日が示されています。昭和50年3月31日ということなので、訪問時点で37年が経過しています。
公園に入ると、まず水飲み場があります。コンクリートを井桁に組んだ台座や、足下の水受けもただの真四角ではなく変形にしてあるなど、ちょっと凝ったつくりです。
砂場は周囲のコンクリート枠が非常に広いもの。砂場そのものよりも大きいくらいです。この広さにどのような意味・効果があるのかは、どうにもよくわかりません。
公園の一番奥には滑り台、ブランコ、雲梯が並びます。どれも比較的近年に入れ替えられたもののようです。
パーゴラには木製のテーブルやベンチが持ち込まれ、周囲2面を選挙用の掲示板を再利用した壁で囲まれています。風の強い冬の時期にも近所の人が集まることがあるのでしょうか。
近くには大規模公園がありますが、家から歩いていける場所の小さな公園には、また違った良さ・役割がありますので、ぜひ大切にしていただきたいものです。
(2012年9月訪問)
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