普通はこんなに隣接した場所に似たような規模の公園はつくらないものですが、東平南は1953年(昭和28年)、東平北は1956年(昭和31年)の開園ですので、古い時期から計画的に配置されたことがうかがわれます。
このあたり、隣接地の高層マンションが建っている区画が、元の市立東平小学校の敷地だったことに関係があるのかも知れません。なお、この学校はNo.166の空堀桃谷公園の場所にあった桃谷小学校などと統廃合されました。
なお、以前はこの公園の記事で「東平南公園は小学校跡地に含まれる」と書いていたのですが、読者の方からそれは違うというご指摘があって資料を確認したところ、間違っているようでしたので記事を修正しました。
下図では「建設中」となっている高層マンションと南側のグラウンド部分が元々の小学校で、東平南公園はその東側の隣接敷地にあたります。グラウンドは公園と繋がっているため公園敷地だと思ったのですが、どうも違うようです。
大阪市提供「マップナビおおさか」から当該箇所を引用 http://www.mapnavi.city.osaka.lg.jp/webgis/index.html |
さて、現在の東平南公園。公園の入口横に地区の集会所が設けられているため、公園の間口はやや狭く、奥が広い構造になっています。また三方を建物に囲まれており、公園の出入り口は1ヵ所しかありません。
訪問時は集会所でお葬式の準備がされていました |
その広場の一隅に小さめの複合遊具、滑り台、ブランコ、砂場などがあります。
子供たちが走り回るくらいには十分です |
遊具は幼児用かなぁ |
しかし先にも書いたように、この広場は三方を建物に囲まれており、とくに東側はお寺の墓地なので、ボール遊びをしていてフェンスを越えてしまうとやっかいな感じがします。東平北公園との差を出すためにも、もう少しフェンスを高めに作ったほうが良かったように思います。
お墓が迫りすぎ(笑) |
東平南公園は、東平小学校の跡地ではありませんよ。
返信削除匿名さま
返信削除ブログ作者です。ご教授ありがとうございます。
ご指摘のとおり記事に誤りがありましたので、資料にあたって修正しました。
また今後ともよろしくお願いいたします m(_ _)m