熊本県宇土市の中央公園は、その名の通り、宇土市役所の道向かいにある小公園です。
本ブログでは、その町のシンボルや歴史がギュッと詰め込まれた公園を、慣習的に「中央公園」と呼んでいるのですが、ここは名前も中央公園、実態も「中央公園」という、素晴らしい公園です。
まず中央公園らしいのは、シンボリックな屋外彫刻。
2004年(平成16年)の国際彫刻シンポジウムを機会に設置されたもので、本田貴侶さんの『太古の夢』という作品だそうです。
続いて、これも「中央公園」にはありがちな、地方政治家の銅像。
1954年(昭和29年)に旧・宇土町長、合併後の1958年(昭和33年)に初代宇土市長になって6期24年も市長を務めた大和忠三さんが市役所を見上げています。
そして花壇の周りには、戦国武将の小西行長をモデルにした市の公式キャラクター「うとん行長しゃん」が描かれています。
「宇土の」がなまって「うとん」になっていることは想像がつきますが、字面を追うと「うどん行?」と思ってしまう名前です。
さて、肝心の園内。敷地の中心には、花壇に囲まれた大きな噴水があります。
訪ねた時は夏なのでヒマワリでしたが、きっと季節ごとの花が植えられているのでしょう。
その北側には、ライオンズクラブによる記念植樹だという大きなクスノキと、それに覆われるような遊具が少々。
クスノキのイメージに合わせたのか、複合遊具は緑と茶色のシックな色合いになっています。
それどころか、揺れる動物遊具クマ型3も、ほかの公園ではプーさんみたいな黄色いクマなのに、ここは茶色でドングリと同じ色になっています。
アシカ型1も、ほかでは鮮やかな緑色なのに、ここでは茶色ですね。
「クマもアシカも、自然界では茶色だろ!」と言われればそうなのですが、遊具としてはずいぶんと地味目の色を選んだものです。あまり明るい色だと、「中央公園」の風格に合わないと思ったのでしょうか。
小さいけれど、気になることは多い宇土市の中央公園でした。
(2026年8月訪問)











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