宝塚と聞くと、宝塚歌劇や阪急沿線の住宅地のイメージが強いのですが、市域の2/3以上は市街化調整区域の農村・山林エリアです。
まとめて西谷地区と呼ばれ、里山や湿原などの自然環境も多く残っているのですが、そこの里山を県民が利用しやすく整備したのが、兵庫県立の宝塚西谷の森公園。兵庫県立の都市公園とは系列が異なり、農林水産部が所管する「ふるさとの森公園」シリーズに属します。
そんなわけで、県道脇の田んぼの横に建てられた案内看板から、500メートル以上歩いたところにある入口に向かいます。
公園入口までやってきました。基本的に、山がそのまま公園という感じなので、エントランス周りもそれほど作り込まれていません。ちょっとした広場と管理棟、遊具があるくらいです。
こちらが管理棟。けっこう立派な建物で、きっと中に色々あったのでしょうが、私が訪ねたのが早朝だったので、まだ開いていませんでした。
管理棟前の広場には、遊具も少しだけ置かれています。
里山の公園に、こんなカラフルな遊具は似合わないように思うのですが、「公園といえば遊具」といった要望があったのかも知れません。
さて、平坦なところはここだけで、管理棟の横からハイキング道へと入ります。
ハイキング道は大雑把に東・西ふたつの谷筋と、それを挟む3つの尾根筋とで構成されます。東と中の尾根筋との合流点が、園内最高峰の展望台なので、まずは東の谷筋から展望台を目指すことにします。
谷筋を少し上ると、すぐに池に出ました。保与谷池と言うそうです。
先の方に展望台がある頂上らしきものが見えますが、けっこう距離があります。
池の上部、流れ込みにあたる部分には、半人工的に湿地環境を再生しているエリアがありました。こうしたところは、里山公園らしい取組みです。
湿地の植物や生き物が生育・生息できる場を作り直そうとしているわけですが、動物にとっても水場になるので、夜になるとイノシシやシカが集まってくるのではないかと思います。
実際、周りの植栽地には、シカの食害避けのネットがしっかりと張られていました。
池・湿地を通り過ぎて、谷筋の道を上っていきます。それほどの傾斜でもなく、のんびりと歩ける道です。
春先の里山で、芽吹き始めの独特の香りを感じながら進んでいくと、
やがて東の尾根道に取り付きます。このあたりから、ちょっとだけ勾配が強めになりますが、眺めも良いのでのんびりと歩きます。
展望台まで行かなくても、このへんでも、十分に見晴らしは良いですね。
そしていよいよ、階段をのぼって、
展望台へやってきました。最後の方は階段も無くなって、花崗岩が剥き出しのちょっとワイルドな場所になります。
その雰囲気に合わせたのか、展望台も、物見櫓風の無骨な外観のものです。
でも岩が剥き出しなので、展望台周りで育ちすぎた樹々が眺めを隠してしまうことがありません。近くも遠くもとても良く見えます。
西の方には、直近の集落。なんという村なのかは知りません。
南の方は、遠くに六甲山系が見えているのでしょうか。






















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