神戸電鉄の「山の街」駅は、もともとは山中の峠の信号所として設置されたものが、1935年(昭和10年)に駅に昇格し、「山の街駅」と名付けられたものです。ではその頃に、周りが街だったかと言うとそんなことはなく、「これから"山の街”をつくっていこう」という意欲を表現した命名だったのかと推察します。
その後、昭和中期になると、駅の西側では民間による住宅開発が広い範囲で実施され、分譲開始から50年以上が経ちました。
ところが駅東側は、土地所有や地形など諸々の開発条件が整わなかったものか、とても中に入れないような雑木林が広がっていたのですが、ここ10年ほどの間に戸建住宅地として開発されて、その一角に山の街公園ができました。
行ってみると、開発地の住所も「山の街」なのですね。よく、これまでの開発エリアに取られずに、残っていたものです。
園内は、造成してもなお切り残した丘を背景に土敷きの広場を取り、その外周部に、ブランコや揺れる動物遊具などの子供向け遊具と、大人向けの健康器具を何点か並べた構造になっています。
新しい住宅地なので、昔だったらもう少し子供向けの遊具を多めにするところですが、初めから点数を絞っているところが現代的です。
揺れる動物遊具は、アヒルとヒツジ。ヒツジはギリギリ“山の街っぽい”かな、と思います。
健康器具は、ベンチ兼用のものと、ぶら下がり健康器。それぞれに使い方の解説が付いています。
とは言え、「背伸ばしベンチに解説がいるかなぁ?」と思いながら見てみると、
思っていたよりも、ダラーっと座らないといけないのですね。いつも両手を大きく上にあげて、お尻が浮くくらいに背中を伸ばしていました。
周りには未分譲の荒野が続く山の街公園でした。
(2026年5月訪問)











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