麻布氷川神社は、江戸時代のはじめ頃に同じ麻布の中で場所が変わって現在地になったそうですが、移転前の所在地の周りが宮村。明治に入ると麻布宮村町となって、昭和中期に住居表示が実施されるまで使われました。
今では元麻布という住所になっている旧・宮村にあるのが、宮村児童遊園です。地形としては西~北向きの斜面地で、北方にある六本木ヒルズがやけによく見える場所にあたります。
坂を下りて、敷地北端にある出入口から園内を眺めます。間口の幅10メートルほどに対して、奥行きは60~70メートルくらいありますが、一直線に全体を眺めることができるので、さほど細長さを感じさせません。
トイレやベンチを通り過ぎて、中ほどまで進むと、ガケと言えばこれ!…の人研ぎ滑り台が現れます。両サイドにガケ登りを従え、着地点は砂場兼用なあたりは、王道的なスタイルだと言えましょう。
その隣には、スパイラル滑り台を軸にした小複合遊具。小さなスペースに合うコンパクトなものです。
グネグネジャングルジムと鉄棒。
2つが並ぶことで、グネグネは緩やか・滑らかに曲げた上で強度を保ち、鉄棒は真っ直ぐな状態でそれをする、という鉄パイプ扱いの妙を味わうことができます。
そしてブランコ。は見たままなのですが、後ろに見えるスロープの使い道は思いつかないままです。
どこかの段階で、擁壁や出入口の構造が変わったのかとも考えましたが、擁壁上の坂道に繋げるには相当な無理があるので、公園内で何らかの役割を果たしていたのではないかと思うのですが...
そして一番奥には、ネットで囲まれた人工芝のボール遊び場。小さいので大人が使うには向いていませんが、ここはあくまで児童遊園なので、子どもたちがちょっとしたボール遊びをするくらいなら十分です。
しかし、これも後から改修して取り付けたようで、ボール遊び場ができたことで使えなくなった出入口階段もありました。
丘と谷とを繋ぐ宮村児童遊園でした。
(2026年2月訪問)










0 件のコメント:
コメントを投稿