足立区役所では、古くなった公園の再整備に際して、単独の公園だけで考えるのではなく、エリアごとの公園を見渡して、近い距離の公園同士で似たような施設ばかりにならないように、公園ごとにテーマを持たせるようにすることで、エリア全体に個性ある公園が散らばって存在できるような「パークイノベーション」という取り組みを進めています。
その中で、入谷中央公園は、このエリアでは大きな公園として、にぎわいとやすらぎの「5つの広場とグランドの公園」として、にぎわいとやすらぎの役割を担うと位置づけられています。
早い話が「だいたいのことは、ここで全部できる」ですね。
せっかく5つの広場があるので、順番に回ってみましょう。広場名称は、区役所の資料に従っています。
まずは「イカをモチーフにした遊具のある広場」。もう少し手短に「イカ広場」ではダメだったのかという気がします。
本ブログでもしばしば登場する軟体動物系のコンクリート滑り台ですが、タコ滑り台ほどのわかりやすさはないので、「本当にイカをモチーフにしているのか」と聞かれると、どうだろうかと思います。
つづいて「子ども広場」。でもイカ広場とはそれほどはっきりした境界があるわけでもなく、遊具遊びの場としては一連のものです。
こちらは「日時計のある太陽の広場」。
高木に囲まれていて、そこそこの日影もあるのですが、名前の上では園内の太陽を独り占めしています。
日時計は、凹面形状かつ、影を落とすグノモンが2つあって午前・午後で使わけるという特殊タイプ。数々の公園日時計を見てきた本ブログですが、これは初登場だと思います。
気象ものとしてはもう一箇所、「風向計のある風の広場」もあります。
しかし、これは「風向計」なのでしょうか。風に揺れるモニュメントであるのは確かですが、風向きを計っているというのは言い過ぎな気もします。
そして最後は「健康器具のある自由広場」。
一面の草敷きで、何にでも使える自由広場なので、無理に「健康器具がある」などと回りくどい修飾は不要だと思います。













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