4080/1000 琴弾公園(香川県観音寺市)

2025/10/20

海辺の公園 観音寺市 香川県 大きな公園 展望台 日本の歴史公園100選 名勝

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香川県観音寺市の海辺にある琴弾(ことひき)公園は、全体で約38.6haもある大きな県立公園(都市公園)であり、瀬戸内海国立公園(自然公園)にも含まれており、一部は国名勝にもなっているというもので、公園としては、かなりエリート的な存在です。
でも、有名なのは、かつてテレビドラマ『銭形平次』のオープニングにも使われていた、銭形砂絵でしょう。

近くに用事があったついでに立ち寄っただけで、全体からすると本当に一部分しか訪ねていないのですが、せっかくなので記録しておきます。

まず登ったのが、公園の中心にあたる琴弾山。標高は約70メートルで、登り道を変えれば社寺などの歴史文化資源も訪ねられるのですが、目指したのは銭形展望台です。

一番の目玉である銭形砂絵を眺めるための展望台なのですが、行ってみると「意外に遠いな(小さく見えるな)」という印象でもあります。
とは言え、目的がはっきりした展望台なので、視線上の樹々がちゃんと伐採され、砂絵を邪魔しないようになっています。
ただまぁ、スマホの広角カメラだけでは限界があり、また真夏の日中で真上から光があたる時間帯だったので影も無く、今ひとつクッキリした写真が撮れませんでした。

そしてこの砂絵、何がすごいって、こんなに大きなものなのに、いつ頃、誰がはじめに作ったのかがわからないということですね。
観音寺市のHPでも、”一般には、江戸時代寛永の頃藩主を歓迎するために一夜にして造られたと言われており”という曖昧な表現にとどまっています。

お殿様に見せるためだったと言うなら、展望台から20~30メートルほど離れた岩の上からの方が、殿様気分に近く眺められるかも知れません。

実際に撮れた写真は、いくらも変わりませんが。
ちゃんと時間帯を見計らって、望遠レンズを持っていかないことには、どうしようも無さそうです。

山を下りて、近くまで行くと、もっと何がなんだかわからない写真になります。
普段はこれ以上近づくことはできず、年に2回のお手入れの時だけ、砂絵の中に入ることができるそうです。

そして、砂絵の周りは見事な松原になっています。
大木、老木、名木織り交ぜて、ここを歩くだけでも結構楽しめます。

その中に、急に子供向けの遊具もあるのですが、日常的に子供が集まるというよりは、遠足で来た子たちが遊ぶような雰囲気の場所です。

次の機会には、砂絵以外もじっくり回ってみたい琴弾公園でした。

(2025年7月訪問)



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